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都市の呪術と集合的無意識。
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ある日、呪術的な何かを思わせる記号をみつけた。
青いスプレーで描かれた人のカタチ。

これが紀元前の洞窟壁画で、
"中央に立つのは祈祷師、左右は燃えるたいまつ。これは儀式の様子です"
なんて研究者が言えばそれらしく見えてくる。
しかし、これが描かれていたのは近所のアスファルト道路で、今は21世紀。

20世紀、スイスの心理学者にカール・グスタフ・ユングという人がいた。
精神疾患を患った患者の発言が古代の神話と共通していたというエピソードから、ユングは時間や空間を超えて人類が共通して持っているイメージを「集合的無意識」として提唱した。

世界中の古代洞窟に描かれた壁画を片っ端から探せば、きっと上の画像と共通する絵がひとつくらい出てくると思われる。
これが「集合的無意識」ってやつだろうか??

呪術的な記号は他にも描かれていた。
 

今度は上半身がない。。
"これは神に捧げられた生け贄でしょう"
と研究者。


きっと何かを伝えようとしているのが感じられる絵。
青のスプレーだから、作者は一緒なのだろう。
ミステリーサークルのようにも見えるし、文字にも見えてくる。


これは過去の画像。まるでナスカの地上絵。

私はこういった道路上の呪術的なスプレー絵を、一種のアートとして好きこのんで見ている。
作者が不特定多数に見せるつもりならば、もうちょっとわかりやすく描くだろう。
アウトサイダー・アートのように、ピュアに表現した絵なのだろうか。


もしも、これが洞窟やピラミッドの壁画だとしたら、研究者は一生懸命文字として解読を試みたかもしれない。
謎の言語が存在したという意見も出るかもしれない。



そろそろ答えをいう。
以上の写真は、道路工事の指示に使用するスプレーで描いた図面だ。
作業員同士が「こうやって、こう整えて」と工事をする上での連絡を取り合うために描くようだ。
そこに意味もメッセージもあるのは分かるが、私にはどういう意味で描かれているかさっぱり意味がわからない。
だからこそ、それが作品に見えてくるのだ。

解読不能な古文書と言われる「ヴォイニッチ手稿」も、こんな風に特定の職業なり趣味をもった者同士の情報伝達を目的とした書物だと思う。きっと当時の一般人が「ヴォイニッチ手稿」を手にしたとしても「読めねーよ」と言うと思う。

路上には時にアートが転がっているものだ。
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| 日記 | 15:25 | comments(0) | - |









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