2015.06.23 Tuesday
【イベント実施報告】神奈川工科大学「科学のひろば」2015


(photo by 神奈川工科大学 情報メディア学科 白井研究室)
6月20日(土)、神奈川工科大学「科学のひろば」白井研究室の展示内イベントとして、科学実験ワークショップをさせていただきました。
前日が雨であったので心配していましたが、幸い天気も回復し多くのお客様に参加していただくことができました。
(参加者のほとんどは小学校3-4年生と保護者の方でした)
今回のイベントは「キッチン用品」を利用し、野菜からDNAをとりだし観察する内容。
野菜をすりこぎですり潰し、塩を少々かけ…といった料理のような手順で、カップの中にDNAを集めて観察することができるようになります。
参加者の家にもあるような身近なものを利用し、料理のような雰囲気をつくることで、家庭でも科学実験が実施できることを伝える内容としました。
試験管の中に浮かび上がった野菜のDNAは、綿ぼこりのように見えます。
一見ほこりのようなものですが、私たちの細胞にもこのようなDNAがあり、先祖代々伝わってきた情報が刻まれています。
このイベントでは、とりだしたDNAを小型試験管に入れて持ち帰りができます。
家に帰った後にそれを眺めながら、家族で生物の進化や個性、そして「生きているって何だろう?」…なんて一緒に話すきっかけになれば幸いです。
これと同じ内容のワークショップを、7月上旬に別イベントでも実施します!